収益力を知る

 

儲(もう)けは、利益率でわかる

会社が、どのくらい儲かっているか。それを知るのが利益率です。
必ずしも売上高が、大きい会社は利益率が大きく、売上高の小さい会社は利益率が小さいわけではありません。
売上高の小さい会社が、利益率が大きく、売上高の大きい会社が、利益率が小さいことも珍しくありません。
経営分析によって、会社の儲けを確かめることができます。

会社の儲けは「利益率」によってわかります。

ここでは、代表的な2つの利益率を説明します。「売上高総利益率」と「売上高営業利益率(りえきりつ)」です。
計算式は、いずれも「利益」を「売上高」で割ったものです。

 

売上高総利益率とは何か

売上高総利益率の計算式は、つぎのとおりです。

 

売上高総利益率(%)= (売上総利益÷売上高)×100

 

売上総利益は、会社にとって、もっとも基本となる利益です。

なぜなら、売上総利益から社員の給与をはじめとする諸経費が支払われるからです。

売上高総利益率は、「売上高に占める、もっとも基本となる利益の割合」です。
売上高総利益率が大きいほど、会社の基本となる利益をたくさん稼いでいることになります。
反対に小さいほど、基本となる儲けが少ないことを意味します。

 

売上高営業利益率とは何か

売上高営業利益率の計算式は、つぎのとおりです。

売上高営業利益(%)=(営業利益÷売上高) ×100

営業利益とは、営業力によって稼いだ利益です。

売上高営業利益率とは、「売上高に占める営業利益の割合」です。
この利益率が大きいほど、会社の営業成績が良いことを意味します。
反対に小さいほど、営業成績が良くないことになります。

 

投稿者プロフィール

伊達敦
伊達敦
東京都武蔵野市。
決算書の見方、経営分析などマネジメントに知悉している商社勤務の実務家。
統括責任者として全国3000社を超える販売店及び代理店の経営実態の把握、
経営指標の分析に辣腕を発揮した。
また霞が関の中央官庁との交渉窓口も担当する。
独創的な決算書解説や経営分析理論は、海外でも高く評価され、著書は海外でも翻訳されている。
商業高校出身の為、簿記の基本を学び、大学で簿記理論を体系的にしっかり学んだ。
大学在学中は、会計学の大家、中村忠教授、飯野利夫教授から 指導を受けた貴重な経験を持つ。
おもな著書 「まだ若手社員といわれるうちに知っておきたい会社の数字」講談社刊
中小企業研修協会代表。ファイナンシャルプランナー。
欅坂46、櫻坂46の大ファン。DVDをすべて揃えている。推しメンは、関有美子。